第69章 わたしの マフィア太宰さん
··れろー···
「にゃあぁぁぁ!離してくだひゃい!//」
ぺろ···
(猫みたいに叫ぶ··楽しい)
「やああ、ダメです!··治さん!··っ」
ピタッ··
(今名前呼び···)
「失礼しました!」
ばたん!
ぽつんぬ··
なんだ···凄く···
うず···
「構い倒したい」
ばたーん!
にこにこ
「あーまーねーくん、もう一度私の名前を呼んでくれないかい?」
走り去る天音くんを私は追いかける
「あああ!··もう呼びません!」
私は曲がり角を急いで曲がると··
グイッ
「入れ」
聞きなれた声に助けられた
ひょい
「あと10回は呼んで···いない」
確かに曲がり角曲がったのにいなくなってる