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恋する奴等

第69章 わたしの マフィア太宰さん




「そ、お願い」


「具体的にはどんなお願いですか、··私はマフィアではないからお願いの内容には··」

「·····君は知らなくていい、部屋に戻って」

カタン
「分かりました」


私は太宰さんに一礼して部屋を出ようとした



ーーー···

母さん···
僕は、本当は··


ーーーー···


「···っ、話を聞いて!」

ビクッ
「!?」

太宰さんが声を上げた

私は思わず固まる

(えっ···どうした?いきなり···)



はっ···はっ···
「····っ」


コッコッコッ···

びくっ
「·····な、何」

ぽん··なでなで
「怖くない、大丈夫」

とりあえず、私より高い太宰さんを撫でるのは届かないから、私は頬を撫でた。

(身長欲しいな···)


ぱしっ··
(··あっ、跳ね返された)

跳ね返された手を逆に握られた。

そして、







ちゅっ···


ぴゃっ!
(手にキスされた!)


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