第69章 わたしの マフィア太宰さん
「全く太宰くんも太宰くんだ」
「何が~?」
「天音くんを此処に住ませて、マフィアから探偵事務所に行かせるとか、完全に家にしてるでしょ!」
「だって~探偵事務所ばかり仕事してさ!私見たんだよ?天音のマフィアのアルバイト日数少なすぎだよ!1ヶ月に10日もないとかさ!」
「だって、天音くんも忙しそうだし··周りは人殺しその中で1ヶ月大半も働かせたら、血の匂いだって気になるだろ。」
「だけど私は欲しかった。」
ガチャッ
「首領、紅茶入れました。太宰さん···太宰さんも紅茶頂きますか··?」
「ありがとう··なら私の部屋に置いてくれる?部屋教えてないや··じゃ森さん失礼します」
「天音くん」
「はい··?」
「また後でね」
パタン···
コッコッコッ···
(お盆持ったまま···マフィアに寝泊まり、国木田さんに電話しないとな)
ピタッ
「此処が私の部屋ね、君は隣の部屋··さっ入り給え」
ガチャッ··
パタン
コトッ
「座って」
指さされた椅子に座る
(失礼だけど···さすがマフィア··ふわふわ)
「今日から寝泊まりするにあたり約束をする、1つ目は··そこら中にいるマフィアの連中とあまり仲良くしない事」
「はい、(何故···)」
「2つ目、君は私の伴侶だから私が呼んだら直ぐに来る事」
「はい(まじかー)」
「最後、私のお願いは必ず叶える事」
「お願い?」
不意に言葉が出た