第67章 ちきちき フェージャ
パチッ
(寝てしまいましたか)
いつの間にか、部屋に運ばれている。
覚えてるのは微かだが、
天音に抱き抱えられた事
(恥ずかしい····でも柔らかかった)
ガチャッ
きょろきょろ
(いない)
普段と違うのは、感情が色々と追いかけっこのように、
これが
「普段の天音か···うん」
よく分かる
ガチャッ
うりうり
「止まらない~」
ぴゃあぁ//
「ちょっと澁澤さん··!」
ぎりぎり···
(よく分かる)
「あっ··起きましたかフェージャ」
「えぇ、寝起きに最適な映像ありがとうございます」
「えっ?」