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恋する奴等

第65章 かきかき 澁澤さん



次の日

「国木田さん、お茶入りました!」

「あぁ、ありがとう」


きょろきょろ
「何人かみんな先生の所に?」

ずずっ··
「そうだ··織田作先生と太宰と···与謝野先生とか色々だな」

「何故太宰先生だけ呼びつけ?」

カチャッ
「太宰と俺は知り合いだからな」

「知り合い····何となく察しました。」


ガチャッ
「天音くんはいるかい?」

がたた
「澁澤先生!?」

「お疲れ様です」

「ふむ丁度いい、国木田部長に報告するよ、天音くんを私の家に住ませる」


「はいいい?!」

いちばん叫んだのは私


ーーーー·····


「あの、先生··これは···」

どさどさっ

「君の服とか食器とか色々」

「いやだから、私が自分の家から通いますから。」

「私の家に住めば家賃は無し」

「えっ」

「衣食住問題なし」

「へっ」

「私の家にいれば無駄に電車とか交通機関なし」

「お邪魔します」

「私の家に住むにあたり契約があります」

「お断りします」

「早い」

「契約とか不安になりますよ」

「大丈夫ですよ、私の契約は···」
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