第61章 きらきら星 黒の時代芥川くん
「最近の芥川はどうだ」
コトッ
「芥川くんは前より学も入りましたね!異能力に関しては私は分かりませんが···えへへっ」
「···太宰はどうだ」
「太宰さん?·····15から見てきましたが、まだ幼さがありますね。だけど織田作さんや安吾さんといる時の太宰さんは本当の"太宰治"になりますよ」
「お前は良く見てるな」
「そうですか?····私の母の癖もありますかな?」
「母?」
「はい!私の母の癖なのか性格なのか分かりませんが"悲しい人には寄り添いなさい"って昔から言われてましたから、」
「お前の優しさは俺も好きだ」
ぽん
「もう織田作さん!」
「素直に言ったんだがな··―天音、お茶持ってかなくていいのか?」
「あぁ!」