第61章 きらきら星 黒の時代芥川くん
なでなで·····
(芥川くんをスカウトした時も光がなかったし、)
かと言って
私に抱きつく時は幼い顔になるし
(本当···読めない子)
だけど私が出来るのは太宰さんを癒すだけ
道が暗くて、迷う子供
周りに小さな光があっても気づかないんだよな。
だったらその光を見つけるように私は示すだけ
(あったかい····昔から変わらないあたたかさ···)
冷たい海にいたのを
救ってくれる太陽みたい
(私の好きは"母"じゃない····"天音"として好きだ)
ぎゅう···
「太宰··さん?」
「私を包んで、離さないでひとりはいやだ」
「私はいますよ。」