第60章 ねこねこさまさま 澁澤さん
じー·····
(天音くんの首筋に噛み跡、天音くんの部屋には私しか入らない··中也?芥川くん?··まさか···森さん?)
「あの太宰さん?」
ぱっ
「いいよ!私はちょっと美女と心中してくるね!(ひとまず確認しないとな···)」
「また国木田さんに叱られますよ?」
ひらひら
「大丈夫よ~~!」
パタン
(あ〜··叱られるな。まぁ私には関係····)
ちょこん
「なー」
「な···い···」
そこには似合わない物がいた
がしっ!
「ちょっと澁澤さん!家にいるって言いましたよね!?」
うごうご
「なー」
(お昼まで時間あるよ····ここに置くわけにはいかない···やむを得ない)
「澁澤さん··ちょっとの間私の代わりにとある人の部屋にいてください」
うごうご
「なー···」
ーーーー····