第6章 Charles 15歳太宰さん
「君は私の伴侶···それだけを考えていればいい」
「はい(伴侶よりは召使い)」
かたん
「さてと··私は少し出るから今日はもう良いよ」
「お気をつけて」
「·······」
太宰さんは立ち止まり、
私の方に向かう
そして
ぽつり
「···馬鹿」
私に寄り掛かり小さく呟いてそのまま出ていった
――――――――――·····
ドパパパパパパ
ドンドンドン
ガチャッ
「撃て」
·····
「今日は荒れてるな。太宰」
「織田作か」
「最近お前に伴侶付いたと話を耳にしたんだが」
「あぁそうだよ」
「どんな奴なんだ?」
「······」
「沈黙か」