第54章 ハロウィン 2 黒の時代小さい芥川くん
(あっ···眠気全開···うー····私の部屋ついた~服は起きた時に···)
コッコッコッ··
「ねむい····」
ドサッ····
「すかー····」
ぱちくり
「おい天音···部屋間違えてるぞ」
「んん~~··」
ぎゅう···
「離れない(可愛い)···また太宰か」
天音の鎖骨に「赤」が見える
ギシッ
(俺も俺だな)
眠る天音の鎖骨の下に「赤」をつける
ーーーー····
ちゅんちゅん
(あったかい···湯たんぽいれたっけ···?)
暖かさに目を覚ますと
そこには私を抱きしめて眠る織田作さんがいた
わなわな
(えっ···私の部屋に···?違う私が間違えたんだ···!)
眠る織田作さんを起こさないように私は小さく謝り部屋を出た
(やっちゃった···)