第54章 ハロウィン 2 黒の時代小さい芥川くん
そして
ぺこぺこ
「ごめんなさい!織田作さん!私の不注意でご迷惑を~!」
「そんなに謝るな。かなり疲れていたんだろ」
「だけど···それでも···」
「·····」
なでなで
「織田作さん··?」
「今日はハロウィンだろ···それで勘弁してやる」
「おがじよういじまずうぅ···(優しいよ!)」
「いや菓子より·····」
織田作さんが私の耳元で
ポソッ
「お前を食べたい」
ぼん!
「ひっ!」
それを見ていた。
芥川くん
(あの男に何を言われてる)