第50章 しらないしらない 15歳中也さん
もじ···
「あのよ···」
「はい」
「お前が嫌じゃないなら····また···」
「······」
「昨日とお「天音ーー!」
「あっ···太宰さんが叫んでる····で中原さん?」
「ちっ···んでもねーよ!」
バタン!
「あぁ···(怒っちゃった···)」
とりあえず···呼ばれてるので部屋に向かう
そして···
ぎゅっ··
「今日も寝るんでしょ?」
「··今日はやることあるので先に寝ていてくれますか?」
「いやだ」
「太宰さん···」
ドサッ···
「君は私の伴侶···私を見てよ···天音···」
「私は太宰さんを見てますよ。大丈夫怖くない。怖くない(寂しい子供なんだな···)」
「なら私が眠るまでこのままで····」
「はい···太宰さん」
この子は愛を欲しがる。