• テキストサイズ

恋する奴等

第5章 ちいさい 芥川さん




「初めて太宰さんが僕に触れてくれた」

「はい(あれは···触れたよりは···)」

「本来は嬉しい筈が僕には違和感を感じた」

「·····」

「ごほっ····僕は···」

「······」


「僕はお前に触れたい」

「·····?!」



なにを


「あの時太宰さんがお前に呟いた時僕の中に黒いのが出た」

これは何なんだ?
僕は壊れたのか?

「芥川さん」


私はどうすればいいのか分からず
なぜそうしたのか分からず


ぎゅっ
「··?天音?」

芥川さんを抱きしめた
/ 1167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp