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恋する奴等
第5章 ちいさい 芥川さん
『······』
お互い口が開かない。
そして
「も·····戻りましたね!」
わたわたしながら私から口を出す
よかった。明日から普通に任務もできるね。
そう口に出したいが、
「·······」
芥川さんがずっとわたしを見てる
(何か間違った事話したかな!?)
「僕は弱者か?」
「···?」
何を言うんだろう。
芥川さんは起き上がり私の手を握り
「僕は弱者か?」
「···芥川さんは····芥川さんですよ」
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