第50章 しらないしらない 15歳中也さん
「撫でて···」
なでなで···
「抱きしめて」
ぎゅっ···
「君は、本当マフィアが似合わないよね」
「すみません」
「だけど···」
がぷ
「···っ」
「多分だけど今が1番落ち着く····天音」
「落ち着いたなら、書類確認お願いしますね」
「雰囲気こわさないでよ!」
ーーー····
コッコッコッ
(何やかんや書類確認出来てるから太宰さんも早いよね。普段は····殺しに生きがい感じてるんだよね。目も何か光ないし···あれは)
「お疲れ様です中原さん」
「···誰だ手前」
「私は太宰さんの伴侶をしている小吹天音です」
「はっ···よくもクソ太宰の伴侶とか出来るな!まっ···クソ太宰の言うのも一理あるな」
(何を言われたんだろ)