第44章 しろとしろ 織田作さん
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「ねぇ織田作」
「如何した」
「···いつかでいい···いつか私と織田作と···孤児の子供達と天音でさ····海が見える街に住もうよ。」
「海が···見える····」
「うん、いつかの約束」
「天音に言わなくてはな····」
「織田作はさ····」
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ガチャッ
(·····疲れた)
ドサッ····
(天音は部屋か···)
ゴロッ
(殺しをしないマフィアとして俺は生きている。太宰は生きる理由を探すために殺す···天音は····なんの為に、·····)
ーーーー·····天音の事すき?
コンコン··
「織田作さん?首領がお呼びですよ」
無反応····