第44章 しろとしろ 織田作さん
――――····
ふっ···
(朝··?起きなきゃ····)
私は机にある時計を見る
9時
(えっ······)
がばっ!!
「寝坊したあ!··いだぁ!」
腰に走る激痛····
(うぅ····痛いよ····織田作さんは····)
隣を見たらいない
(今日確か任務入っていたっけ····今は向かわなきゃ··)
そう
私は太宰さんに頼まれ
芥川くんの勉強を教えてる。
ずきっ·······ずきっ·····
(芥川くん机で待ってるんだろうな····)
コンコン
「芥川くん入りますね」
ガチャッ
「遅くなってすみません···勉強はじめ····」
「天音?」
「ましょ」
なぜ
織田作さんが
芥川くんに勉強を教えてるんだろう