第42章 ぎんいろ 銀ちゃん
かたん
「終わりましたよ!綺麗になりましたね。」
「·····にいさん」
「銀····」
2人は何時もと(いつ)違う姿に困惑をする
「それじゃ遅いから寝ましょうか?この部屋を使ってください」
「あの·····」
ふと銀ちゃんに呼ばれる
「貴女は····」
「私は自分の部屋に戻りますよ。大丈夫怖くない。怖くない。」
こくり···
だけど何処か不安そうな2人を私は寝かしつけた。
「何か子守唄欲しいですか?」
「·····うん」
「··きーら、きーら、ひーかーる···」
優しく撫でられ、
手を握って
私たち2人は安心したのか眠りについた