第33章 かちゃん 15歳太宰さん
私が言い終えると、
そこには、顔を赤くする太宰さんがいた
(変な言い方したかな?)
「その人を今も好き?」
「はい!」
「そうか····よし!飛び込みだ。」
太宰さんは後ろを向いた。
海に向かい
「もうこの夢が終わる時間だ···」
「えっ···?」
「何となくだけどね····ねぇ···何か君の道しるべ頂戴よ。」
「··道しるべ?」
「うん、また君に会えるように····」
「何か····あったかな···あっ!」
私は思いついたのを渡す
「青のネックレス···」
「私と同じ色···」
「さて···道しるべは私を君の元に案内してくれるかな?」
太宰さんが近づき、両手で私を抑え
「··未来で探すよ····天音」
キスをした
「ばいばい、天音」
その瞬間太宰さんは海に落ちた