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恋する奴等
第33章 かちゃん 15歳太宰さん
知らない女が作る伽哩
匂い···材料···全部が織田作のだ
なんで女が織田作の伽哩を作れるんだし、ってかなんで私の名前を簡単に言うか···
私は知らないのに
「お待たせしました」
コトッと置かれた伽哩
ふわっ
(織田作のだ)
「私は片付けしますので先に食べてください」
「君は食べないの?」
「まだお腹減りませんから。」
「なら座っていてよ」
(やけに素直だな···)
「はい」
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