第31章 つぼみ 中也くん
ーーーーー·····
「んぁ···」
俺はいつの間にか寝ていたようだ。
柔らかい肌触りがなくなって、俺は柔らかいソファで寝ていた。
ぽや~··
「天音···?」
名前を呼ぶ
だけど返事はない
その代わり
何処からか、優しい匂いがした。
ガチャ
「天音?」
くるっ
「あっ中也さんごめんなさい!ちょっとキッチンお借りしちゃいました···軽めの昼食を作りましたんで···」
「········」
たら~··
(やばい勝手に料理なんか作って···マフィアの方は舌が濃いって太宰さんから聞いた····)