第28章 ぱちん 織田作さん
初日の夜
ガチャ
「太宰さん首領がお呼び···あれ?」
珍しく部屋にいない
(中也さんの所に謝りに行ったのかな?まっ手紙で知らせるか)
スラスラ・・・
パサッ
パタン
コッコッコッ
(あ〜···疲れた)
つい足取りが自分の部屋に向かう。
(壊されたまんまだった···だけど何で2人は揉めたんだろう。)
「天音」
「織田作さん?」
「お前の部屋は今修復だろ」
「あはは···ちょっといつものくせで歩いちゃいました。」
「明日も早いだろ。もう寝ろ」
「わかりました。あの織田作さん」
「なんだ」
「太宰さんは中也さんに謝りに行ったと思いますか?」