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恋する奴等
第21章 ららら 黒の時代芥川くん
「落ち着きました?」
「·······」
落ち着いたみたいだ。
芥川くんを寝かせ私は部屋を出ようとしたら
「待て」
「どうしました?」
「何故貴様は僕を診る」
「ん~···心配はいけませんか?」
「心配などいらぬ」
「そうですか、でもまた咳したら言ってくださいね、腕でも服でも引っ張ってね」
パタン
「···ふん」
ーーーーーー········
カチャッ·····
深夜なので静かにドアを開ける
今は自分の部屋
先程まで太宰さんの部屋にいたからね
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