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恋する奴等
第21章 ららら 黒の時代芥川くん
カチャッ
「芥川くん」
私はとある部屋に入った
そこには咳き込む芥川くんの姿があった
「···ごほっ」
「怖かったね」
ギシッ···
さすさす··
「ゆっくり呼吸してごらん」
「···すー·····はー··」
さすさす
「そう(あとで水飲ませなきゃ)」
しばらくして落ち着いたのか、息もちゃんと出来てきた。
すっ
「どうぞ」
「······」
こくり···
(まだ助けを求めるのは大変みたいだな)
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