第3章 うみのなか 太宰さん
「どうしました?」
ナオミさんが覗き込む
ぶんぶん
「いえ!!お茶っ葉しまいながらお茶入れますね!」
ぱたぱたと小走り
――――――――――·········
(はぁ····あの方が太宰さんなら私はびんたをしてしまった····事務所に来た時謝罪しよう)
がちゃ···
「お湯わかし····」
給湯室に入ったら····
ギィ····ギィ····
(ん?なんかの音がする··)
中は暗い
かちっと電気をつけたら
ぷらーん
「あっまた会えたね!」
首吊りしている人がいた
ちっ
ちっ
ちっ
ちーん
「きゃああ!!」
私は叫び給湯室から逃げ出した。