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恋する奴等
第17章 ちゃらちゃら 太宰さん
やきもち
妬いていたなんて
でも···それは私も同じ
街中でみんなと歩いていても必ずフラフラしては自殺誘うし、
だけど、今回の件はちゃんと分かってくれたんだ···
「天音くん?」
「あの····今は見ないでください」
きょとん
「如何したんだい?」
太宰さんは意地悪だ。
私の顔をちゃんと分かって敢えて知らないふりして
だけど、そんな貴方が
「好きです」
「·····!」
不意に出た言葉に太宰さんも驚いた。
その夜はお互いに顔は合わせず、抱き合い眠りについた
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