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恋する奴等

第10章 うみのあわ 太宰さん2



「このまま··」

すん··
(いい匂い··髪の毛さらさら··)

びくっ
「····!」

(首筋白い)

ぞわぞわ··
(くすぐったい~~~!)


さわさわ···むにむに
(やはり今まで心中に誘った女性達と同じように柔らかい··柔らかい···?)

かかかぁぁ·····
ふるふる
「·····ふっ···」


私は····どこを·····



「あっ」










柔らかい。むね







ばこーん!!
「太宰さんの馬鹿ああああああぁぁぁ!!!」

「ぶげぅ!!!」


どさっ
「大嫌い!」


ばたん!!!



あぁ···私は何をしたらこうなる結果を編み出すのだろうか、
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