第88章 あたらしい出会い 悪魔織田作さん

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ｶﾗﾝ
「最近織田作から天音の匂いする」

「？､焼き菓子買うからな」

「焼き菓子だけ～？」

「··ふっ」

「何がおかしいの？」

「天音は優しいか？」

「優しいよ､それに私の頭を優しく撫でてくれるしね」

「その姿でか？」

「いや､天音が好きな"ネコ"さ」

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ﾁｭｯ··～～～～～｡ぷはっ
「はぁ··はぁ···えっ！？お客さん？(今何が)」

「···太宰の言う通りだ｡お前は元は人間｡吸血鬼の主に気に入られ···そして太宰にも｡何となく分かる気がする」

ぽぽぽ////
「そ···それは私が···"汚れなき乙女"だって··フェージャに言われ··あの···あなたは」

さらっ
「俺は太宰と同じ悪魔"織田作之助"」

むにっ
「織田作···之助さ··んっ」

また口が重なる。