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恋する奴等

第87章 また。会いましょうか 中也さん




「寿命が縮むとかやべぇな(笑)、さっきまで首領の部屋にいたのか?」

「はい。今日の作業内容聞いてました··いつもと変わらず。中也さんは任務ですか?」

ふるふる
「いやちょっと書籍探し」

「マフィアの書籍はかなりありますよね。私もたまに読みますが。どれも魅力的で···。中也さん?」

はっ
「あっ悪い···!何だか天音を見てると思い出すんだよな··」

「·····?」

「その、俺がまだマフィアに入る前···一面が青い花畑の中···」

「はい」

一面


青い花畑



其奴(そいつ)は言ったんだ。


あれ?なんて呟いた?

「······なぁ」

「はい」

「来てくれないか?」

コッコッ··。
「中也さん?···!」
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