第84章 死の家の鼠
「おや?シグマ」
「主様が急に呼びつけたから来ました、隠し子?」
「天音だよシグマくん!」
じろじろ
「天音?」
「こんにちわ···天音です」
びしっ
「·····天音··」
ーーーーー·····
かくかくしかじか
「なんとなく分かった」
なでなで
「めーちゃ、いたいのいたいのとんでけ」
「いたいの無くなりましたよ·····ちょっと部屋に行きましょうか」
「めーちゃのお部屋?」
にこり
「えぇ、ここでは痛いの出来ませんからね」
「?うん!」
『ちょっと待て』
けろり
「何か問題でも?」
「何でドスくんの部屋に天音連行させるんだよー!」
とす
「天音、ちょっとシグマとお話していてください」
「はい」