第2章 新しい生活の前に
新生活に向けて、私と真白ちゃんは買い物をすることに。
大通りを歩いてると、お洒落なバイキング店を見つけた。
ピンク色で可愛いケーキや、茶色で美味しそうなチョコレートケーキ。その他にも可愛くて美味しそうなデザートや食べ物がいっぱい並んでる!
店内も白と木造で統一されてて北欧風をイメージされてる。
鞄の中にいる真白ちゃんが、目を輝かせて店の中を見てた。
真白ちゃんは、普通の動物みたいにご飯が食べれる。
動物と違うところはどんな食べ物でも食べれば栄養になる。
まぁ真白ちゃん本人の好みがあるから好き嫌いは結構あるけど。
中でも真白ちゃんは洋風な食べ物が大好きでお洒落なインテリアにも目がない女の子。
家ではよくふわとろオムライスを作ったりするけど、こういったお店で食べたことはない。
真白ちゃんはいつもレストラン特集の雑誌を見ては目を輝かせてるけど……。
『ここじゃお持ち帰りができないから、ごめんね?』
これ以上真白ちゃんが身を乗り出したら周りの人に見つかっちゃう。
撫でるように真白ちゃんの頭を押すと渋々真白ちゃんはひっこんだ。
有名になればきっとぬいぐるみOKなお店も出てくるはず。
頑張って有名になろう。