第2章 不良の鬼塚くん
鬼塚くんの膣内に、ローションを直接流し込む。
冷たいのか、鬼塚くんは暴言を吐きながらびくびく震えた。
空になったボトルを引き抜くと、とろりとローションが溢れた。
僕は鬼塚くんの後孔に再び二本の指を挿入した。
「ひぐ、っ!!」
「鬼塚くんのお尻の中、ローションでぐちゃぐちゃだね。」
そう言いながらゆっくりと指を動かすと、肉襞がきゅんきゅんと絡みついてくる。
女の子の膣みたいだななんて思いながら、丹念にお尻を広げていく。
鬼塚くんも最初は嫌がっていたけれど、だんだん気持ちよくなってきたらしい。
顔を赤くして、短く声を漏らしている。
「よし、もう大丈夫かな」
中の具合を見て、指を引き抜く。
すると、鬼塚くんは物足りなそうな視線を向けてきた。
鬼塚くんはどうやらかなり快感に弱いみたいだ。
「そんな物足りなそうな目、しないでよ。大丈夫、これから頭バカになっちゃうくらい気持ちよくしてあげるから」
「はぁっ!?別に物足りないとか思ってねぇし!!変態っ!!」
「はいはい、ちょっと黙ろうね」
「お"ぉ"ッ!?!?♡」
ヴーー、という低周波音が鳴る。
鬼塚くんの勃起乳首にローターを当てたのだ。
さっきからローションを塗ったまま放置していて、感度が上がっていたのだろう。
鬼塚くんはびくんっと身体を震わせた。
「じゃあこれも固定しておくね。」
セロハンテープを使ってローターを両乳首に固定すると、鬼塚くんは喘ぎ声を漏らしながらヘコヘコと腰を揺らした。
「お"ッ♡♡あ、あぐぅ♡♡いやぁっ、外せよぉっ♡♡」
ぺろりと舌なめずりをして、僕はエネマグラという玩具を取り出した。
ぐにゃりとうねった変な形をしていて、気持ちいいところを刺激してくれるのだ。
乳首からの快感に夢中な鬼塚くんに、プレゼントだ。
僕はずぷんっと勢いよく彼の後孔にエネマグラを沈めた。
「あ"ぁぁあアアアッ♡♡♡♡♡♡♡」
獣みたいな雄叫びをあげて、鬼塚くんは絶頂した。
精液を撒き散らし、びくびくと痙攣しながら快感に浸る。
「はへぇ……♡♡♡♡」
あまりの気持ちよさに、黒目はぐりんっと上を向き、舌が飛び出してしまっている。
なさけなくアヘ顔を晒す鬼塚くんに、僕はゾクゾクが止まらなかった。