第2章 不良の鬼塚くん
意識が飛んでいるうちに、と、陰茎に尿道カテーテルを入れ、オナホールを嵌めてローターをいくつか巻きつけた。
準備は万端なのに、鬼塚くんは意識を飛ばしたまま帰ってこない。
「……仕方ないなぁ」
僕は一度エネマグラを抜けそうなところまで引き抜き、そこから結腸を貫くつもりで突き刺した。
ずぷぷ、ずちゅんっ♡♡
「あ、ぁぁぁああああッ!?!?」
「ほら鬼塚くん、まだまだ終わらないよ?」
鬼塚くんの意識が戻ってきたのを確認した僕は、エネマグラと陰茎のローターのスイッチを入れた。
ヴーー、という低周波音が大きくなった。
「あ"ひっ♡♡♡♡♡あ"あぁあっ♡♡♡♡♡んほぉっ♡♡♡♡♡」
エビみたいに身体を反らして、快感を逃がそうとする鬼塚くん。
しかし玩具が固定されているせいで一切逃げられず、暴力的なまでの快感に身を震わせて喘ぐことしかできない。
「あ"ぁぁぁあああッッ♡♡♡♡♡♡♡きもちいのとまらにゃいよぉぉ♡♡♡♡♡♡♡」
尿道カテーテルのせいで精液を出すことすら許されず、ひたすら気持ちいいのが続いているのだろう。
可哀想に、なんて他人事に思いながら、酷い姿の鬼塚くんを眺めた。
「いぎだいっ♡♡♡♡♡せーえきだしたいっ♡♡♡♡♡もうゆるしてぇっ♡♡♡♡♡たしゅけ、あ"ぁぁぁあ♡♡♡♡♡」
「精液出さなくても、イけるはずだよ?ほら、頑張って?」
ぐり、とエネマグラを押し込む。
また悲鳴をあげながら、鬼塚くんが涙を溢した。
「むりらってばぁ♡♡♡♡♡やら、いぎたいぃぃっっ♡♡♡♡」
「じゃあ、これから10分意識飛ばさなかったら取ってあげるよ」
いいよね?と笑うと、鬼塚くんは必死に頷く。
僕は尿道カテーテルの取っ手をつまむと、上下に激しく動かし始めた。
「お"ほぉおぉぉおおおッッッッ♡♡♡♡♡♡♡♡」
鬼塚くんが腰を突き出したおかげで、尿道カテーテルがまた深くまで刺さった。
ごりごり、と中で前立腺に当たっている感覚がする。
「しぬ、しぬしぬしぬぅぅぅぅうう♡♡♡♡♡♡♡♡きもちよすぎてしんじゃうぅぅっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
快感から逃げたいのだろうが、自分で腰を振っている時点でオナニーしているのと同じだ。
僕が動かさなくても、つまんでいるだけでカテーテルが出入りしている。