ヤマネコ-ノ-ツガイ【アッシュ】BANANAFISH
第13章 地獄の中へ
《アスランside》
脚を引かれ、手早くズボンを下ろされる。
上からいやらしい目で見下ろされた途端
体が動かなくなった。
カシャカシャ
「いい表情だな、アッシュ。美少年のレイプモノはみんなの大好物なんだよ。怖いか?俺が恐ろしいか?」
全部聞こえる
言われてる言葉も、
鳴り止まないシャッター音も、
下品な笑い声も、
ユウコの泣き声も。
「挿れるぞ?味わってくれよ……ッン〜!締まりの良い上品な口じゃないか。…ッ!…どうだ美味いだろ?」
「……ッ……」
「暴れて余計な傷を作る馬鹿なクズもたくさん見てきたが、お前はいい子だ。その綺麗なグリーンの目でもっと俺を見ろ。」
ギシッギシッ
痛い、動かないで、
もうやめて、苦しい、
怖い、いやだ、
僕たちを助けて…
神様…カミサマ…
激しく体を揺さぶられたかと思うと、奥にグンッと強く突いて中に出される。
ズッと引き抜くと
「…出るところ写せよ。」
僕の中に指を入れて奥から掻き出される。
痛い、けど指の方が全然マシだな
白くモヤがかかる頭でそんなことを考えた。
「おい、いつまでそうしてるんだ?次はお前の番だぞ!」
マービンがユウコの腕を掴むのが見えた。
嘘…だめだ、
ユウコにこんな思いをさせたくない。
こんな痛みを知って欲しくない。
僕みたいになって欲しくない…っ
「…マービン、ガキのあそこは壊れやすいって聞くぜ?メス専門やってるリッキーの話では基本使い捨てで、ランク高ぇヤツは慣らしてゆっくりヤるんだってよ。」
「チッ、女は本当に面倒だな…いっそコイツもケツぶち込むってのもありだが、せっかくのメス穴使わねえのももったいない。…慣らすか。」
マービンの手が、ユウコの体に触れる。
っ…そんな汚い手で、
ユウコに触るな!
「……ッ…ね、僕の…気持ちいいって何度も言って…くれたのに、今日は…僕、じゃないの?」