ヤマネコ-ノ-ツガイ【アッシュ】BANANAFISH
第13章 地獄の中へ
《アスランside》
「舐めろ。」
口に硬いモノを押し付けられる。
開かずにいると、指を無理矢理押し込まれソレを隙間から入れられた。
「…ッ…ゔぇっ…ンンッ…」
7歳の頃、2度目にレイプされた時に全く同じことをさせられた。独特な臭いや喉の奥に当てられてえづいても、動きは止まらない。
「下手くそめっ…」
そう言ってマービンは僕の顔に白いのを出した。
「…ヴッ…はぁっはぁっ…ゲホッ」
くさい…ねばねばする…
気持ち悪い…
「次は俺だな、ユウコ頼むよ。」
フロッギーがユウコに近付き、マービンが僕にしたのと同じことをさせた。
ゲホゲホとえづき、咳き込む姿をみて堪らなくなった。
僕はフロッギーに這って近付く。
「……ぼ、僕がやるよ」
「…ほう?」
『…っはぁ…ゔっ……アス、ラ…』
マービンに後ろから髪を掴まれる。
「おい…お前がユウコの代わりにってのはもうナシだぜ?俺たちはユウコのこういう姿も見てえんだよ」
「悪いなアッシュ…お前がどうしても俺のをしゃぶりてえってんならこの後、下のお口にぶち込んでやるから、まだ“待て”してろ。」
『…ッ!…ぅぐ…ンン、っは』
ユウコの頭を掴んで腰を前後に振り、ビュッと黒い髪に白いのをかけた。
「…ハァハァ、どうだ見ろよ…黒に白が映えて最高にセクシーだろ」
最低だ
ユウコの綺麗な髪にこんな汚いモノをかけるなんて…
僕の大好きなユウコを物みたいに扱うなんて…
笑い声とともにカメラを持った男がぐったりと倒れるユウコに近づく。
僕は掴まれる髪をバサバサと振り払い、ユウコに覆いかぶさった。
「ハハッ、撮られたくねえってか?男だなあ、お前。でもいい絵面だぜ?ヒーロー。」
「今までこんなのは見たことねえ!なんせここは男のガキだけを集めてる場所だしな。…カップルのキディポルノを録ることになるとはツイてる。」
「録りこぼすなよ?…さあアッシュ、お待ちかねだ。可愛いお口を見せてごらん。」