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ヤマネコ-ノ-ツガイ【アッシュ】BANANAFISH

第13章 地獄の中へ


《アスランside》


カシャカシャ


カメラとビデオを向けられていて、恐怖が一気に蘇る。

『…ア、アスラン』
「…だ、いじょうぶだよ」

マービンともう1人の男がガタガタと震える僕らを見下ろしてニヤニヤと笑っている。


「さあ、今日は先生が増えたから、昨日よりもっとたくさんお勉強しような?」

「さあまずはおはようの挨拶をしよう。」

そう言って男たちは身を寄せ合う僕とユウコを引き離し、それぞれに唇を押し付けた。

『ンン…!!』

「っはァ…前に大人のキスを教えてやったはずだが、どうやるんだったかな?」

唇をきつく閉じているのに無理やり強い力で開かされ舌が入り込んでくる。

「っ…ハッ、ん」
『…ゃあ…んは』

「ハァ…お前色っぽい顔しやがるじゃねえか、誘ってんのか?」

ユウコを見ると、荒い呼吸を繰り返して男に支えられていた。

「フロッギー、お前女は趣味じゃねえんだろ?」

「この年齢のガキなんかまだオスもメスも差はねえよ。にしても、黒髪にこのツラだぜ…キスだけでこんなにトロンとしちまう素直なところも可愛いじゃねえか。マービンはどうなんだよ」

「まあ確かにそうだ。穴の位置が違うだけで大した変わりはねえや。それにユウコの歪んだツラ見ながらぶち込むのも悪くないだろうぜ」


ユウコにぶち込むって…、
あれをユウコにもするつもりなの?

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