• テキストサイズ

ヤマネコ-ノ-ツガイ【アッシュ】BANANAFISH

第10章 檻の中のLynx


しばらくすると、ドアの向こうからエイジの声がした。

「…ユウコ!本当に心配してたんだぞ!!」
『イベさん、ごめんなさい…エイジから聞いたかもしれないけど、本当に危なかったんです…』
「無事で良かったよ…で、そこに寝ているのは誰なんだ?」

「アッシュの実の兄さんなんです。」
「え…ええ?!」
「オーサーの一味に撃たれたんです…」

私たちは起こった出来事やバナナフィッシュが幻覚剤の1種らしいということを噛み砕いて話した。


私たちはいつまでもこの近くに残るのは危険だと、足早に病院を出た。

『グリフ…、また絶対会いに来るから。今度はアスランも…だから、頑張って…』
/ 729ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp