第8章 盗まれたのは
「今から中弄って調べるから大人しくしてろよ」
そう言って隼人が私の脚を開かせて秘部を露わにさせる。
そこは先程の長い口付けでほんのりと湿っていた。
そこを見られたくなくて、脚に力を入れて閉じようとするとペシっと太腿を叩かれた。
「大人しくしてろって言ったろ。
たくっ…今更見られて恥ずかしいもんなんてねぇだろ」
確かに…。
もう隼人とは何度も身体を重ねていた。
だけどこの家を出てから数年、彼とはヤッていないのだ。
久しぶりなんだから恥ずかしいに決まっているだろう!!
そう思ったが口には出せない。
隼人の表情が真剣で、きちんと私の体調を気遣ってくれてるのが分かるからだ。
ここは我慢して頑張るしかない。
「どれ…。
んー、外部の損傷はなさそうだな…」
隼人の長い指が私の秘部を左右に開き傷などがないか調べていた。
突起の部分を触られる度声が漏れそうになるが、枕を顔に当てて声を押し殺す。
「相変わらずピンク色してんなー。
てか、顔隠してたら感度わかんねぇだろ」
ヒョイと枕を取り上げられ、届かない端っこの方へ置かれる。
そして人差し指でグニグニと優しく突起の部分を触られ、声が出てしまった。
『ひぅっ…!声…やだっ』
「いいから、お前は黙って喘いどけ」
暫く突起を弄られ、蜜がじわっと中から溢れてくるのが分かった。
もっと激しくして欲しい、と思ってしまう自分が恥ずかしい。
これはある意味検査なのだ、そんな事を考えてはダメだと言い聞かせるも快感を覚えている身体は言う事を聞かず。
「感度は問題なさそうだな。
てか、腰揺れてんだけど?本当エッロいなお前」
『口悪すぎっっ…!!!』
「はいはい、素直じゃねぇな。
んじゃ次は中の方な」
ぐちゃぐちゃに濡れた秘部に指を擦り付けたっぷりと蜜を付ける。
そうしてゆっくりと一本だけ中に入ってきた。
『んんんっ…!!』
「一本だけでギュウギュウって…ゆっくり調べながらほぐすぞ」