第6章 波乱が渦巻く仕事
「バーボン、終わったのなら行くわよ」
ベルモットの声が遠くから聞こえるような感覚。
薬が回って頭の回転がいまいちだ。
『ひぅっ…!』
ズルリ…そう彼のモノが出て行く事さえとても気持ちが良い。
どうやら、1回身体を交えるだけではこの薬の効果は消えないらしい。
まだ欲しいまだっ!そう身体が訴えてきている。
「ベルモット、僕はもう少し彼女を堪能してから戻ります。
ほら…」
『んぁああっ…!!!!』
再び彼のモノが膣内に勢い良く入って来る。
またしてもその入ってきたモノでイッてしまった。
身体がビクビクと痙攣する。
「…まだ彼女は僕を求めていますからね。
もう少し楽しませてもらいます」
「ふっ、貴方も好きモノね」
「折角貴方からいただいたオモチャなので」
「いいわ、好きにしなさい」
そう言って遠ざかって行く足音。
車のエンジン音がし、それが消えて無くなって行くので、どうやらベルモットは帰ったようだった。
それを確認したバーボンは、きゅうきゅうと締め付けてくる彼女の膣内から自分のモノを抜く。
再び切なそうな声が彼女から聞こえた。
「とりあえず、移動しましょう」
そう言った刹那、自分が着ていたコートを身体に巻き付けられ、浮く感覚がした。
どうやら彼にお姫様抱っこをされたらしい。
そのままスタスタと出入り口の方へ向かう。
お姫様抱っこされているとはいえ、振動があり、それがまたこの身体に快感を生む。
辛く苦しいので息を切らして彼にしがみ付く。
申し訳なさそうに、こちらをバーボンが見て
「もう少し我慢して下さい」
そう小声で言った。