第6章 波乱が渦巻く仕事

破れたブラウスは役目を果たさず、地面にパタリと落ちた。
色白な肌が体温の上昇に伴って、少しピンク色になっている。
露わになった胸元を覆い隠すブラを邪魔だとばかりに乱暴に引き剥がす。


『んっ…！』



衣摺れの感触ですら、快感に変わっていくこの身体が恐ろしい。
だがどうする事も出来ず、せめてもの抵抗の意を示し、震える手でからの身体を押す。
と言っても力が入らない為、押すと言うよりもただ身体に触れた…に近いが。



「綺麗な肌ですね。
さて、下の方は…おや、既にこんなに濡らして…。
淫乱ですね」



下に履いているスカートを脱がす事なく、ショーツだけを足首まで下ろされ、秘部を触られる。
彼の長い指にべっとりと自分の愛液がつき、否定したくても否定出来ない身体の疼き。


彼が指についた愛液を見せつけるが如く、赤い舌で舐め取っていく姿にさえ子宮が疼くのを感じた。



「こんなに濡らしてるので、愛撫は必要ないですね」



そう言いズボンのベルトを緩め、中から彼の猛々しいモノが現れた。
とても大きく上を向き反り返っている。
その彼のモノから目が離せず、喉がゴクンとなったのが分かった。


欲しいーーーー
彼のモノを挿れて欲しいっーーー



「ふっ…そんなに欲しそうな顔をしなくても挿れて差し上げます…よっ…！！」




『っ…！あああぁっ…！！！』




濡れていたとしても、慣らされていないソコは固くキツい。
それを彼のモノで一気に貫かれたのだ。
若干の痛みに顔を歪ませたが、彼の容赦のない律動に薬の効果なのか、とてつもない快感の渦に飲み込まれる。




「はっ…さっきからずっとイキっぱなしですね。
僕のモノを離すまいとギュウギュウ締め付けてきますよ」




『ひやぁっ…！やだっ…も、やめっ…んぁあっ！！！』



「大丈夫です、もう終わりますから…。
ほら沢山注いであげますよっ…くっ…！」



『だ、だめっ…！中はっ…！！！
ひゃああああっーーー…！！！』



膣の中にビクビクと温かい液体を注がれるのを感じながら、自分も一緒に絶頂へと達する。
暫く彼のモノが全てを吐き出す為の律動を感じながら、快感の余韻で頭に霧がかかるのが分かった。