第1章 *御幸一也 『手取り足取り』
貴方side
ダメだ。だんだん快感が強くなってきて、抵抗が全く出来なくなる。
「パンツ、ぐちょぐちょだな?」
そう言って笑う御幸の顔が無駄に整っていてイラッとする。
当たり前だ。好きな人に触られて感じない方がおかしい。
「別に、もう全然怒ってないけどな。分かってくれただろうし。」
『は?』
何言ってるの。じゃあやめてもよくない?
...と言っても、今やめられても困るけど。
「お仕置きの意味が無くなるし、なにより俺がシたい。」
清々しい笑顔でそう言うと、パンツを剥ぎ取り、秘部に手をやってくる。
襲ってくる快感が、どうしても声を出させる。
『あんっ!だめっ、あ、、。』
「さっきからだめって言ってるけど、どんどん密が溢れてくる。」
ほら。と、私から出た液を指に絡ませ見せてくる。
自分でも分かっていた。
だが見せられると恥ずかしくて顔が熱くなる。
「甘いな。」
指についた液を見せつけるように舐める。
『ちょっと、汚いよ!』
「汚くねぇよ。」
そう言うと御幸は、私の秘部に顔を埋める。