• テキストサイズ

ダイヤのA 短編集 R18

第1章  *御幸一也 『手取り足取り』


貴方side



『なに、どうしたの御幸。』


あきらかに不貞腐れてる御幸。
どうしたんだこいつは。


「別に?」


いや、別にって感じじゃないんですけど...。


『もしかして御幸も成績悪かった!?』


「ちげぇよ!少なくとも英語はお前より断然いいからな!」


『そうだけど...。じゃあ何?』


だから何もねぇよ。そういう御幸を見て倉持が、


「榎本、今日御幸に勉強教えて貰えよ。」


『え、なんで?』


「用事あったんだよ。それにこいつ、ムカつくけど頭いいからな。いいだろ?御幸。」


「...おー。」


『仕方ないなぁ。』


なんて言いながら、部活終わりも一緒に居れることに、嬉しく思っていたり。

/ 32ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp