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今日も今日とて恋をする。【ヒロアカ】【逆ハー】

第1章 春


[まぁでも派手で強えっていったらやっぱり爆豪と轟だよな」
「爆豪ちゃんは切れてばっかりだからあんまり人気でなさそう」
「んだとこら!出すわ!!!」
「この付き合いの浅さでクソを下水で煮込んだような性格と認識されてるってすげーよ」
「てめえのボキャブラリーはなんだこら殺すぞ!!!!」
『も、勝己くんうるさい』

ぺし。と頭を軽くたたくと
「うっせーわ!!」
とそっぽを向いた。


「力じゃなくても夢翔ちゃんは人気でそうよね。」
梅雨ちゃんがそう言うと、視線が一気に集まった。

『わ、わたし?!』

「とても可愛くて綺麗だって」
うんうん。

何で目をつむって頷くんだ。

「そいやさ、この前相澤先生に”心を揺るがす何かを考えろ”って言われてたじゃん?」

電気くんが急に真剣な表情になって話し出す。

「あれさ、考えなくてもイイと思う訳よ。」

『え?ほんと?なんで??』

「夢翔見て心揺るがない奴いる?」
「いねーだろ。」
「いないな。」
「いないと思う。」
「いねえ。」

ほらなッと親指を立ててくる。え?どういうこと?

『・・?』

「あんな胸元ちらつかせなくても個性使えるんじゃね?」

『え・・・わかんない』

視線が痛い。

「んじゃぁ俺に今かけてみろよ」

鋭次郎くんがそう言ってどや顔してくる。鋭次郎くんって長くね。

『・・・ばんざい』

鋭次郎に向けて指を一本あげると、彼はたやすく両手を挙げた。

「ほらな!!!」
「それって、誰に個性を使うとか範囲を決めてしているのかしら?」

『うん。この人にかけたいって思って、相手の心が私に反応?してたら出来る。』

「じゃぁ、このバス全体してみたらどうかしら?」

梅雨ちゃんの意見に「お!いいね!!」と鋭次郎が乗った。

じゃぁ・・・。
 
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