• テキストサイズ

今日も今日とて恋をする。【ヒロアカ】【逆ハー】

第1章 春


帰るぞ。と轟くんが歩き出すと、グイッと腕を引っ張られた。

「怪我してんじゃねえだろうな?!」

勝己、くん??


見たこともないような表情に驚いた。

「夢翔いたー!よかった-マジで心配した。」
「ベル鳴って急いで席に戻っても夢翔いねーんだもんな」

心配、してくれたの?

「勝手にいなくなんじゃねえ!カス!!」


そんなことをいって怒られたが、なぜか心は温かかった。


優しい。みんな。


クラスに戻ると、出久くんの判断によって委員長は飯田くんに替わった。
『確かに。あのときの飯田くんかっこ良かったもんね。』

「?!?」

飯田くんは静かに震えていた。

「まかせたぜ非常口!!!」
「非常口飯田!しっかりやれよー!」
エールのような違うような言葉を投げかけられていた。

そして今日の授業は

「災害水難何でもござれ。レスキュー訓練だ。」

コスチュームを受け取り、着替えて外に出た。

「コスチュームは任意だろ。着るんじゃねえ!」
ガルルルルルルと怒る勝己くん。なぜいつもコスチュームを着たら怒るんだ。

ピー----------!!
「1A集合ーーー!バスの席順でスムーズに行くよう番号順に並ぼう!!!」

飯田くんはフルスロットルだ。

結局バスの席順は関係なく、向かい合い座るようなバスだった。

『おお、改めてみると電気くんのコスチュームかっこいいね。』
「え!?お!?おう!急、急に褒められるとおれ、なんつーか・・・うええい」
「なんだこいつ。」

電気くんはショートしたらしい。なぜ。

〈席順〉==================
                     =
運転席  青山芦戸飯田雷   私I 轟  =
              爆豪I耳郞  =
                     =
 相澤  切島梅雨緑谷砂糖 その他    =
======================


 
/ 108ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp