• テキストサイズ

今日も今日とて恋をする。【ヒロアカ】【逆ハー】

第1章 春


勝己くんは出久くんに4票も入ってることが不満のようで怒鳴り散らしていた。

すると、ガッチガチに震えた出久くんが前に出た。

「じゃぁ委員長は緑谷、副委員長は八百万。」

相澤先生が声に出すと、出久くんはガクガク震えていた。
「ま、ま、・・まじ、まじでか・・・っ」
「・・くやしい。」

なぜ副委員長の方が堂々としているんだ。おかしな風景に笑いがこみ上げてきた。

そして、HRは終わった。

『ぷっくく出久くんガチガチだったね』

「だ!だって、僕が選ばれるなんて思ってもなかったからっ・・・はあ。まだ緊張するよ」
そんなこという出久くん。面白い。

「おーい。夢翔飯いこうぜー」

雷くんが部屋の奥から手を振ってくれた。

『うん!』

お弁当を持て電気くんに駆け寄ると

「・・お。なんなら2人で行っちゃう?」
と小さな声で耳打ちしてきた。

『?別に良いけど』
「よっしゃ!まじ?!じゃぁ行こ「抜け駆けはさせねえ。じゃ、なかったのかよ?」ッ!!」

鋭次郎くんがにやっと口元を緩ませて近づいてきた。

「あー・・。ソウデシタアーー」

特に反省する様子もなく鼻歌を歌い出した。

「オイ、さっさと行くぞ」

勝己くんに腕を引っ張られる。

「っやーぱいっつも邪魔するのはアイツだな!!!爆発さん太郎!!!!」
「ありゃ何言っても聞かねえだろ。」
そんな会話をしながら2人も後をついてきていた。

私が席を取っている間に、3人は食券を買いに行った。

 
/ 108ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp