第1章 春
この人固まってばかりで、あんまりお話できない。。話題が膨らまない。。。
ちょーーーっと息苦しい、から
『それじゃぁまたどこかで。』
と微笑んで彼のそばを去った。
もちろん彼は固まったままで、やっぱり話しかけたのダメだったのかな。なんて少し落ち込んだ。
学校に入り、1のAと書かれている札を見つけた。
『扉デカすぎん?』
というは独り言は虚しく消えて
「それな。」
無くならなかった。
『えっ、わ、ごめんなさい。私一人で喋ってたから恥ずかしい、、』
と明らかに顔を赤くさせてしまった。くそ、失態。
振り返って「それな。」と答えた男の人をむくと、彼は固まった。
あれ?デジャヴ?
『あ、のー、、?』
さっきも見たような光景に、まぁもういっか。と開き直って扉をあけた。
そこで広がる光景は、もうところどころグループになって話していたり、何故か喧嘩していたり、入園早々不安が募る場面だった。
それともう1つ
『何故みんな固まる。』
ドアを開けた瞬間に固まる生徒達にため息をついた。
なんでやねん。