第1章 春
食堂に着くと「遅かったな~」
「っお!夢翔連れてききたのか!ナイス!!」
と切島君と雷君、瀬呂くんが待っていた。
『あの、私お邪魔してよかったの・・?』
「え!!良いに決まってんじゃん!!もうwelcomeよ!!!!!そういえば夢翔今日の放課後あいてないの?よかったらお茶しに行かない?」
と雷君が誘い文句を言った瞬間
BOM!!!勝己君の手から爆発が起こった。
「今日はなぁオ・レ・と家デートすんだわ」
と自慢げに言った勝己君。
まさか勝己君の口から「家デート」なんて聞くと思わず笑ってしまった。
「・・え、まじ?!」
『?うん。私一人暮らしで寂しいからきてくれるんだって』
そうニコッと無邪気に笑う彼女に
「え!!じゃぁさ!俺たちもいかね?寂しいなら大人数居てわいわいした方が良いだろ!」
「はいさんせーーーーい!!!」
そう切り出した切島君に乗る電気君
「ってめ、ふざけ」
『確かに!!そっちの楽しそう!!』
といった夢翔に何も言えず、爆豪はただただ爆発させていた。
「空気読めやクソガミ!!!!!」
「ご遠慮するぜ」
「狙ってるのは一人だけじゃないってこったな。」