• テキストサイズ

今日も今日とて恋をする。【ヒロアカ】【逆ハー】

第1章 春



~ボール投げ~
「・・・・」
爆豪くん、急に目とか、合わせてくれなくなったな。
あー、私が悪いんだけどさ

「?どしたん?なんか元気なくね?」

『え?ほんと?ちょっと考え事してたからかも』

「悩み相談なら乗るぜ。恋愛相談は遠慮するけど」

雷君はそう言って親指を突き立ててきた。

『?なんで恋愛の悩み相談はだめなの?』

「そりゃ、狙ってるこの恋愛相談なんて聞きたくないっしょ・・・あ」

雷君は、やばい、まずい
と顔色を赤青させていた。

『そうなんだね。』

深く考えた回答は出来ず、から返事をしてしまった。

「お??おう。」(危ねー気づかれてない!)

さっき私の個性の話を聞いていた人は、どれくらいいるだろうか。
もし、このボール投げで爆豪くんの個性を使って遠くまで飛ばしたら
どれだけの人が感づくだろう。
それは、避けたい。

『やっぱり、私の力でしなきゃ。』

爆豪くんの個性は使わない。

お茶子ちゃんがボール投げで無限という記録が出た。

あ~このままだと私、最下位じゃない?

「緑谷君はこのままだとまずいぞ」

「あ?ったりめーだ。無個性のザコだぞ。」

「?!彼が入試試験に何をしでかしたのか知らないのか」

「はァ??」

飯田君と爆豪くんの会話が聞こえてくる。
緑谷くんもあぶないのか。なんて思いながら彼を見ていた。

すると、彼から巻き起こった爆風に目が自然とほそまった。

『全然・・・危なくないじゃん・・・』

「まだ、動けます。」

彼の目はとても素敵な決心の目をしていた。

彼の記録は705M。

これは、私本当に除籍だな。

/ 108ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp