第4章 コードネーム
ベルモット「私はベルモット。困ったことがあったらなんでも聞いてね。」
そう言って私の手に紙を渡してきた。
「ありがとうございます。ベルモットさん。」
?「へぇ。あなたが新しく入った人ですか。」
1番会いたくないやつの声がしてよりフードを深く被る。
バーボン「僕はバーボン。よろしくお願いしますねシャルトリューズさん?」
ウワァア。よろしくされたくない。そしてめちゃめちゃ怖い。めっちゃ睨むやん!!
ジン「忠告だバーボン。死にたくなければシャルトリューズには近づくな。」
バーボン「ご忠告どうも。」
ひぃいい。ジンにぃが怒ってるー!!
「ジン。自己紹介していい?」
ジン「勝手にしろ。」
「ありがとう。先程コードネームを頂きましたシャルトリューズです。主に出来ることは情報収集ですのであまり皆さんと顔を合わせることがないかと思いますがよろしくお願いします。」
一礼をするとジンが私の首根っこを掴み立ち去ろうとする。
バーボン「待ってください。新しいメンバーの紹介なのに顔を見せないのは得策ではないと思うのですが?それとも……ジンあなたが「黙らねぇかバーボン。」」
ジンとバーボンが睨み合う。
えぇ……。なにこの空気。
気がつくとベルモットやキャンティ、コルンはいなかった。
くそ!逃げやがったな!!
「じ、ジン。いいんじゃない?私の秘密は81と72の中何だから。」
ジン「5分だけだ。」
「ありがとうジン。」
ジンはスタスタと車の方へ歩いていった。それを確認したあと私はフードをとった。
「初めましてではないね。バーボン。」
バーボン「えぇ。昨日ぶりですかねシャルトリューズさん。」
「1つ忠告しておく。ジンに手を出したら容赦なく潰す。」
それじゃ。
と言ってジンのいる車に戻った。
「ジンにぃいい。こわかったぁあー!」
後部座席にいるジンにしがみつく。
ウォッカ「え。ジンにぃって……。」
ジン「さっさと車を出せ。」
ウォッカ「へ、へい!」
ウォッカは知ってはいけない、そしてそれを他言してはいけないことを悟った。