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それはやっぱり君でした。

第2章 消えぬ思い




相葉さんがこっくりと
黙り込んでしまった。


ビールを口に運びもしないで
ただただ前を向いて。



「相葉さん、何なんですか。
俺、なにかし」



ここまで言ったところで
相葉さんに遮られた。



雅「昨日、はるなちゃんから
相談の電話があったんだよ。」





指先が、冷たくなるのを感じた。

寒いから?




いや、違う。






怖いから。

逃げたいから。



聞きたくないから。





はるなをみんなに紹介したとき、
嵐のメンバーとは知り合いになった。

特に相葉さんとは
気があったみたいで。


結構遊びに行ってたりしたのも
知っている。



まあ、相葉さんだし
と思って普通に了解してた。




はるなだって、女友達もいる。


相談相手もいるはずだ。



それをわざわざ相葉さんに
相談って...





俺、なんかしちゃったんだよな。





雅「その女のコとはさあ、
どういう関係なの?」


「は?」



彼女がなんの関係があんだよ。



相葉さんが
少し怒りを帯びた目で言った。



雅「のどかちゃん、でしょ?」







.....なんで。



どういうことだ....




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